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【CATCH THE ATHLETE】リオ パラリンピック日本代表(陸上競技)/髙田 千明

2019/03/22 04:52


目標は「東京2020」での金メダル!
進化し続ける“ママさんアスリート”

世界パラ陸上ロンドン2017で使用したロープ“絆”と。港区立郷土歴史館にて

リオのパラリンピックに出場後、2017年にロンドンで行われた世界パラ陸上では、女子走幅跳(視覚障害T11)で銀メダルを獲得した髙田千明選手。

「競技を本格的に始めたのは社会人になってから。まだ多少は視力があった小学生のころ走るのが大好きだったことを思い出し、目は見えなくともまた“風”を感じて走れたら、とクラブチームに入って練習を始めました」

まるで少女のようなさわやかな笑顔が印象的な髙田選手だが、実は小学校4年生の息子を持つママであり、夫は聴覚障がい者のオリンピックといわれる「デフリンピック」日本代表の髙田裕士選手だ。アスリートとして、母として、またアスリートである夫を支える妻として多忙な毎日を送る。

「できないことはあきらめて、“臨機応変。日々、できることをやる”がモットー。子どもの病気などで自分の練習スケジュールが変わることはしょっちゅうありますが、そこで落ち込むより、“では、今日は代わりに何ができるのか”を考えるようにしています。料理も基本的には私が作っていますが、作る時間がないときは夫に“外で食べてきてね”と」

地元でもある東京でのパラリンピックでは、100mと走幅跳の2種目での出場を目指している。

「100mでは決勝に残ること、走幅跳では念願の金メダルを取ることが目標。走幅跳はロンドンの世界パラ陸上後、昨年インドネシアで行われたアジアパラ陸上でも銀メダル。息子には“銀メダルコレクターだね”と言われてしまいました。せっかくの自国開催なので、今まで応援してくれたたくさんの人の前で、応援を力に変えて最高の走り、跳躍ができればと思っています。これからも応援をよろしくお願いします」

アスリート・妻・母と3つの顔を持つ髙田選手のさらなる挑戦にこれからも注目だ。

PROFILE
たかだ ちあき
1984年生まれ、東京都出身。視覚障がいの中で最も程度の重いクラス(T11)女子の走幅跳、100mにおける日本記録保持者。ほけんの窓口グループ所属。

今後のスケジュール <活躍をチェック!>
髙田千明選手登場予定のイベント、選考会などの予定は、下記のブログからチェックできます
https://ameblo.jp/family-takada/

東京2020パラリンピックの陸上競技については、こちらから
https://tokyo2020.org/jp/games/sport/paralympic/athletics/

もっと好きになる パラ陸上入門

種目ごとに異なる観戦マナーに注意

「視覚障がいの走幅跳(T11)は、コーラーの声を頼りに踏切地点まで助走するため会場が騒がしいと競技の妨げに。跳躍終了後の声援はうれしいのですが…。どんな競技なのか理解のうえで応援していただけるとありがたいです」

選手の思いが詰まったグッズにも注目

「私の場合、100mで走るときに伴走者との間をつなぐロープにこだわりが。伴走者だけでなく、応援してくれる皆さんとをつなぐ“絆”と呼んでお守り代わりに持ち歩いています。各選手、それぞれに思い入れのあるグッズがあるようですよ」