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【CATCH THE ATHLETE】ラグビー元日本代表/齊藤祐也

2018/12/21 04:24


チーム全員でとる“トライ”が
大きな喜びと、感動を生み出す

2019年W杯に向けて注目のラグビー。日本のラグビー界をリードしてきたパイオニアといえば、齊藤祐也さんだ。大胆なプレーでファンを魅了し、パワーとスピードを武器に2002年、フランスへ移籍。FWとして日本人初のプロ契約選手となった。「フランスでプロとして出たデビュー戦の感動は、今でも覚えています」。日本代表としては通算14試合に出場した。

ラグビーは足の速い選手、体の大きな選手、パスが上手い選手など各自が特性を生かし、一丸となって戦う。「よく“ワンチーム”といいますが、一つになるってすごく大事。トライの瞬間は、選手全員でとったという意識が強いです。ボールに触らない選手も含め、全員が活躍するからこそトライにつながる。それがラグビーのよさだと思います」

現在は「コーディネーション・アカデミー」で、子ども向けスポーツ教室を開催。ラグビー・サッカー・野球・フラッグフットボールを週替わりで指導する「ボールパーク」が特徴的だ。「自分も中学までいろんな競技をやって運動能力が上がった実感がありますし、子どもの可能性を引き出したいという思いもあります。チームワーク、コミュニケーション力を養うのも目的の一つです。指導者としては、子どもの自主性や発想力を伸ばすことを常に考えています。いつも子どもたちに言うのは“一所懸命”にやること。努力をして得られた結果、その喜びこそが、スポーツの本当の楽しさだと伝えたいんです」

いよいよ日本でW杯が開催される。「代表として出場した2003年のW杯は、地元の人が日本を応援してくれたり、国際交流、文化交流もあって忘れられない大会です。2019年の日本大会は、勝つことは大事ですが、それ以上に感動のある試合が期待できると思います。まだラグビーを観戦したことのない人にも、ボールを持って走る選手の姿を見てほしいですね」

PROFILE
さいとう ゆうや
1977年生まれ。東京都出身。明治大学で主将を務め、卒業後はサントリー、コロミエ(仏)、神戸製鋼、豊田自動織機でプレー。日本代表は通算14キャップで2003年W杯代表。2011年、現役引退。2013年、コーディネーション・アカデミー設立

今後のスケジュール <活躍をチェック!>
コーディネーション・アカデミー
各スポーツの元日本代表など、スポーツ選手から直接学べるスポーツスクール。球技教室「ボールパーク」、3歳から参加できる「かけっこS&C」「チアダンス」があり、豊島区立南長崎スポーツセンターで、月・火曜に実施。
www.coordination-academy.co.jp/

イベント情報はこちらから
コーディネーション・アカデミーフェイスブック
齊藤祐也ツイッター

もっと好きになる ラグビー入門

試合のカギにも! 迫力のスクラム

「生身の人間がぶつかり合うコンタクトプレーは、ラグビーならでは。特に迫力あるスクラムは観戦時のポイントです」。スクラムは、試合再開時にFW(フォワード)8人ずつで行うセットプレー。激しいボールの奪い合いは白熱の展開に!

“ラストパス”が感動へつながる

ボールを持って走れるのは、ラグビーの最大の特徴の一つ。「BK(バックス)の“パスさばき”も見どころ。みんなでボールをつないで、最後の“ラストパス”でトライにつながる瞬間は、感動が生まれるシーンです」