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【都バスで発見!】年の瀬は読書時間と 東京見物バスのススメ

2017/12/15 12:14


都03系統 築地

銀座や築地などの華やかな街を駆ける「都03系統」は、年末年始に乗ると特に心踊る路線。都バスで唯一皇居のお堀沿いを走り、官庁街や繁華街など都心の景色を車内から見物できます。

このバスで行ける、特に注目の空間が書店&カフェ&ギャラリーの「ふげん社」。創業67年の美術印刷会社を営む関根薫さん・史さん母娘が、「出版不況の今こそ紙の本にワクワクできる場を」という思いから2014年に開業しました。以来、人文書やアート書を中心に、古今東西の名著との出合いを提供。近年は版元として東京の街の写真集も刊行しています。最寄りは「築地」停留所。下車後、首都高に沿って新富町方向へ。旧電通本社ビル左脇の道に入り、すぐ左折した先にある「福助ビル」の隣に佇みます。

「人生の友になってくれる良書を紹介したい」。その情熱で選び抜かれた本が、訪れる人の背中を押してくれるはず。新年の節目にぴったりのスポットです。

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「コミュニケーションギャラリー ふげん社」
中央区築地1-8-4、築地ガーデンビル2階。TEL:03-6264-3665。http://fugensha.jp/
歌舞伎講座や落語会などの古典芸能に関するイベントも毎回人気。購入前の本は1ドリンクオーダー(500円)で閲覧可能

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四谷駅を出発し、銀座・築地を経由して晴海埠頭までを結ぶ「都03」。三宅坂~日比谷間では皇居や国会議事堂、日比谷公園などが車窓に映ります

白井いち恵
編集者・ライター。好物は、路線バスの走る街。著書に「東京バス散歩」(京阪神エルマガジン社)