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【この街、再発見!】牛込柳町

2017/10/27 12:20


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南北に走る外苑東通りの拡張工事でその風景が変わりつつある牛込柳町。今秋には、閑静な住宅街の中に「新宿区立漱石山房記念館」がオープン。そのほか、注目のカフェやショップを巡りながら、牛込柳町エリアを散策します。

usa Cafe

古い建物をスタッフ自らリノベーションした、かわいらしい雰囲気のカフェ。木調のインテリアにグリーンを配した店内には、オーナーの干支にちなんだウサギのオブジェがあちこちに。ランチはホットサンドや週替わりメニュー、ディナーはスイスのチーズを2種ブレンドしたフォンデュと12種のボトルから選べるワインでゆっくりくつろいで。

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3種のベリーの「熟成ふわふわフレンチトースト(ベリーベリー)」(700円)。卵液に漬け、じっくり寝かせてから焼いたトーストはプリンのような食感

usa Cafe
新宿区市谷柳町10-4
火~金曜8:30~16:00、17:30~23:00、土曜11:00~23:00、日曜・祝日11:00~22:00(LO閉店1時間前)
月曜定休
TEL:03-5946-8918
http://usacafe.sun.bindcloud.jp/

しろくま生花店

ミュージシャンとしても活躍する店長が「花を通じてより充実した毎日を」との思いを込めて仕入れた花々が並びます。切り花のほか、ドライフラワーやリース、観葉植物の鉢植えなど。毎月、さまざまなテーマで開催される「花教室(要予約)」も好評。11・12月は生のモミの木を使って、爽やかな香りも楽しめるクリスマスリースを作ります。

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オーソドックスな季節の花から、素朴な野の花まで。切り花は1輪だけでも購入可。アレンジメントは3240円から注文できます

しろくま生花店
新宿区市谷柳町11、伊藤ビル101号室
10:00~19:00
不定休
TEL:03-6265-0684
http://www.4690.in/

PBees

ニュージーランド産生はちみつの専門店。添加物や保存料、人工甘味料を使わず、産地や輸送法まで厳格にチェックされた生はちみつがそろいます。加熱処理をしないため、はちみつ本来の栄養価があり、濃厚な味と香りが特徴です。ラインアップは15種以上。店内で味見して、お気に入りを見つけて。はちみつを使ったスイーツも充実しています。

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写真左から「ALL BLACKS(R) マヌカ」(250g、2722円)、「タイム」(220g、1944円)、「ホワイトクローバー」(220g、1944円)

PBees
新宿区箪笥町18-3-119
10:00~19:00
無休
TEL:03-3235-7858
https://pbees.jp/


国民的作家ゆかりの地にオープン 漱石山房記念館へ


ウクライナから来たエレナ・ボボカロさんが体験!

新宿区立漱石山房記念館
新宿区早稲田南町7
10:00~18:00( 最終入場17:30、ブックカフェ17: 30まで)
月曜(祝日の場合は翌平日)休館、その他臨時休館日あり
観覧料[ 通常展]一般300円(特別展開催時は内容により異なる)
TEL:03-3205-0209
http://soseki-museum.jp/

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漱石の生誕150周年を記念して今秋オープン。初版本や作品の草稿、友人とやりとりした書簡など約130点を所蔵

明治の文豪が暮らした地のんびり文学散歩
夏目漱石が晩年の9年間を過ごした家「漱石山房」の跡地に記念館がオープン。さまざまな展示で漱石の魅力に迫ります。さらに、無料で入場できるスペースには公園やミュージアムショップ、ブックカフェなどがあり、散策しながら読書の秋も堪能できそう。「漱石はウクライナでも有名。どんな人生を歩んだのか知るのが楽しみ」とエレナさん。

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胸像の碑面にある「則天去私(そくてんきょし)」は、人生と文学の理想を表した漱石の言葉。「自我を捨て、自然に委ねて生きる」の意とされています

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記念館に併設する漱石公園

漱石がいた空間を再現彼の日常を感じる展示
注目の展示は、写真や証言を元に忠実に再現した漱石山房。「こころ」や「三四郎」など数々の名作が生まれた書斎、漱石が庭を眺めながらくつろいだベランダ式回廊がよみがえりました。「ここにいると漱石さんのエネルギーを感じます」とエレナさん。そのほか、草稿の展示からは、インクの染みや余白のメモに執筆の過程や苦心が読み取れます。

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文房具や調度品までリアルに複製した書斎

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漱石が入居した明治40年当時の風合いに木材を加工したベランダ式回廊

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2階では漱石ゆかりの品々を展示。おしゃれな漱石が部屋着にしていた長襦袢は、カラフルな南蛮柄(写真後方)

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「吾輩は猫である」のモデルになった黒猫のキャラクターが館内のあちこちに

展示だけでは終わらない図書室やブックカフェも
展示を通して、漱石のことをもっと知りたくなったら地下1階の図書室へ。漱石作品はもちろん、関連図書など約3500冊を公開し、室内に限り誰でも閲覧が可能です。1階のブックカフェにも、漱石の作品と全集が並びます。エレナさんは「お茶をしながら気軽に漱石作品に親しめるなんてステキ」とゆったりとした時間を満喫。

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約7000冊の所蔵のうち、現在は半数ほどを公開する図書室

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オリジナルメニューを提供するブックカフェ「CAFE SOSEKI」

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漱石が足しげく通った銀座の老舗和菓子店「空也」のもなかにコーヒーが付いた「空也もなかセット」(648円)

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ミュージアムショップでは「文豪風呂敷」(1000円)、「トートバッグ」(2500円)、「ブックカバー」(1000円)、「一筆箋」(写真右600円、写真左300円)などのグッズが多数

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見どころがたくさんあって、とても満足。海外の漱石ファンを連れてまた来たいですね。「こころ」を少しだけ読んだことがあるけれど、今度は最後まで読んでみたいと思います。

外国人読者レポーター
エレナ・ボボカロさん
ウクライナの首都・キエフ出身。日本の自然と文化に魅力を感じ、2007年に来日。現在はツアーガイドとして活動中で、訪日観光客に日本の文化や歴史を紹介している

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