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【この街、再発見!】両国

2017/04/14 12:36


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国技館や江戸東京博物館などがあり、江戸の文化を今に伝える両国。近年は風情ある新スポットも登場しています。昨年末にオープンしたすみだ北斎美術館のほか、注目のカフェやショップなどを巡り、古くて新しい街、両国エリアを満喫します。

東京商店

12の和食店が集まった施設「両国江戸のれん」にある小粋な酒店。3台の利き酒マシンがあり、立ち飲みもできます。そのラインアップは、東京にある10蔵の純米酒、吟醸、大吟醸30種。通も初心者も満足できる品ぞろえで、好きな銘柄を少量ずつ味わえます。お土産品は日本酒のほか、地ビール、ワイン、焼酎、おつまみや調味料などが充実。

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利き酒は1杯300円から。「おつまみ3種盛」(300円)は、全6種からチョイスできます。写真は、卵黄の醤油漬け、なめらか味噌漬け寄せ豆腐、ざくざく醤油漬け

東京商店
墨田区横網1-3-20、「-両国- 江戸NOREN」内
11:00~23:00(LO22:40)
無休
TEL:03-5637-8262
http://shouten.tokyo/

GARDEN & PIZZA

隣接する旧安田庭園の緑を眺めながら食事できる「両国テラス」内に、3月から仲間入りした本格ナポリピッツァの店。イタリアから直輸入したこだわりの窯で、薪を使って焼き上げるピッツァは、表面はカリカリ、中はもっちり。「両国テラスカフェ」の料理や飲み物も一緒に注文することができます。春の陽気を感じられる開放的なテラスで味わってみては。

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シースルーの開閉テントで囲まれたテラス席。天気の良い日にはテントが開放され、暖かな風が吹き抜けるくつろぎの空間に

GARDEN & PIZZA
墨田区横網1-12-21 、「両国テラス」内
ランチ11:30 ~14:30LO、カフェ14:30~17:30、ディナー17:30~23:00(LO22 :00)、モーニング9:00~10:30(土・日曜のみ)
無休
TEL:03-5608-7580
http://www.ryogokuterrace.jp/

木の雑貨 Tree Nuts

優しい風合いの天然木のカトラリーやおもちゃがそろう店。戦前から続く材木店4代目のオーナーが、自ら使ってほれ込んだ作家の作品が並び、店内は木の良い香りに満ちています。軽く、優しい肌触りと口当たりが魅力の木製品。割れにくく、長く使えるのも特徴です。まずはスプーンなどの小物で魅力を実感し、次々と買い足すリピーターが多いのだとか。

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「エゾマツのお碗」(4212円から、写真上から2段目左)。カトラリーのほか、時計やペン立てなどの雑貨、おもちゃは贈り物にも

木の雑貨 Tree Nuts
墨田区緑1-9-6
10:00~18:00
日曜、祝日定休
TEL:03-5638-2705
http://tree-nuts.com/


デジタルを駆使した浮世絵探訪 すみだ北斎美術館へ


アメリカから来た
サマーズ・ローズさんが体験!

葛飾北斎が生涯のほとんどを過ごした墨田区に、昨年11月オープン。貴重な初摺(しょずり)など、状態の良い浮世絵を約1800点所蔵しています
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すみだ北斎美術館
墨田区亀沢2-7-2
9:30~17:30(入館は閉館の30分前まで)
月曜(祝日または振休の場合はその翌平日)休館
観覧料[常設展]一般400円
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
http://hokusai-museum.jp/

注目の企画展で北斎と五十三次を旅しよう
4月18日(火)から始まる企画展は「てくてく東海道」。北斎は、有名な歌川広重の連作より30年ほど早く、東海道五十三次シリーズを描きました。企画展は実物作品を展示し、今回は6種類もの東海道五十三次シリーズが見られます。主に風景を描いた広重に比べ、北斎は土地の風俗を描いたものが多く、人々の表情などにも注目を。「浮世絵で旅ができるなんてステキ」とサマーズさん。

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前期展示の「春興五十三駄之内 日本橋」
すみだ北斎美術館蔵

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企画展
てくてく東海道 北斎と旅する五十三次

4月18日(火)~6月11日(日)
前期 5月14日(日)まで
後期 5月16日(火)から
一般1000円

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後期展示の「東海道五十三次 絵本駅路鈴 奥津」
すみだ北斎美術館蔵

ホンモノ以上に楽しめる常設展の北斎
北斎の晩年のアトリエを実物大で再現した展示など、さまざまな工夫がある常設展示室。デジタルモニターは作品解説はもちろん、クイズなどがゲーム感覚で楽しめる端末もあり、時間を忘れて楽しんでしまいそう。デジタル上の着物や帯の絵を、北斎が描いた文様に着せ替えできる端末では、「着物のデザインが簡単にできちゃうなんて面白い!」とサマーズさん。

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浮世絵は長期展示が難しいため、常設展示はすべて高精細レプリカ。本物と見比べながら印刷しているため、本物に限りなく近い状態で見られます

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関東大震災で焼失した、北斎作の大絵馬を推定復元した「須佐之男命厄神退治之図(すさのおのみことやくじんたいじのず)」

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天井には北斎の名前の由来となった星を、床には隅田川の流れを青いライトで表現した常設展示室。フラッシュ無しなら撮影もOKです

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タッチパネルで画像を拡大し、作品の細部も確認できるデジタルモニター。4K画面は驚くほどキレイ

展望スポット、図書室など展示以外も充実
1階にはイベントや講演会などが実施される講座室、ミュージアムショップや図書室があります。サマーズさんは「欲しいものがいっぱい!」とショップをウキウキ探索。図書室は北斎を中心とした浮世絵に関する図書資料を約1万8000点所蔵し、だれでも閲覧可。4階は展示室のほか、展望ラウンジも。町の風景を眺めながら、ゆっくりくつろげる空間です。

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美術館オリジナルグッズや、北斎関連のグッズが並ぶミュージアムショップ。右から「オリジナル羊羹」(800円)、「オリジナルキャンディ」(550円)

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国内外で活躍する建築家・妹島和世さんの設計による建物には、ユニークなデザインがあちこちに。3階と4階をつなぐらせん階段も撮影スポット

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『北斎漫画』から飛び出した河童の顔出しパネルは3階にあります

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3階ホワイエの三角窓から見える東京スカイツリー(R)は絶妙!

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浮世絵が大好きなので、ただ鑑賞するだけでも楽しいですが、遊びながら見られてとっても面白かったです。ママが来日したら一緒に来たいですね。

外国人読者レポーター
サマーズ・ローズさん
アメリカ・フロリダ州出身。日本の伝統文化に引かれ、アメリカでも浮世絵について学ぶ。留学のために来日して2年目、現在はモデルとして活躍中

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