Lifestyle

【CATCH THE ATHLETE】バレーボール・元日本代表 大山 加奈

2017/11/03 12:40


いつも次の人を思ってプレーする
バレーボールは、思いやりのスポーツ

171103_oedo_athlete01

力強いスパイクを武器に、日本を代表するプレーヤーとして活躍した大山加奈さん。小中高全ての年代で全国制覇。高校時代は春高バレー、インターハイ、国体の3冠を達成し、全日本にも初選出。アテネオリンピックはじめ数々の舞台で活躍した。

現役時代のパワフルなプレーは、濃い練習から。「練習中は1本たりとも気を抜かず、大事にすることを意識していました。ちょっとでも気の抜けた1本があると、それが必ず試合に出てしまうので」。オリンピック前の練習時間は、朝6時~夜9時。それでも時間が足りないくらいだったと振り返る。

現在は、キッズコーディネーショントレーナーの資格を取得し、全国での講演活動やバレー教室などに取り組んでいる。子どもたちに必ず伝えるのは“バレーボールは思いやりのスポーツ”だということ。「バレーは、ボールを落とさない、つかまないという制約の中、3回で相手コートに返すという難しいスポーツです。なので、次の人がプレーしやすいようにという一人ひとりの思いが大事。常に次の人を思いながらやるスポーツなんです。指導するとき、決まり事はあまり作りませんが“名前を呼ぼう”とは言っています。名前を呼ぶと、心と心の距離が近くなりますし、次自分にくるというのもはっきりしますよね」

今後は「バレーやスポーツの楽しさ、夢をもつことの大切さを子どもたちに伝える活動は継続しつつ、スクールをやりたいという思いがずっとあって、来年度を目標に、動き出しています」。バレーに限らず、ボールを使って体を動かす楽しさを伝えるプログラムにしたいという。

今夏、大山さんのバレー教室を見学した。一人ひとりに明るく声をかける姿、心からの笑顔。ヒマワリみたいだ、と思った。バレーボールの楽しさを子どもたちに伝えるのに、これほどの適役はいないだろう。

PROFILE
おおやま かな
東京都出身。2001年全日本代表に初選出。2003年4月東レアローズ女子バレーボール部に入部。腰の故障で2010年に現役を引退。現在は日本バレーボール協会広報委員、日本体育協会スポーツ情報専門委員会委員等を務める

今後のスケジュール <活躍をチェック!>
V・プレミアリーグ女子 2017/18
レギュラーラウンド
10/21(土)~2018年1/28(日)
東京体育館ほか、全国で開催
ファイナルステージは2018年2~3月

大山加奈さんオフィシャルブログ
https://lineblog.me/oyamakana/

もっと好きになる バレーボール入門

コートをタテに観戦するのもおすすめ

「テレビではコートの横から見ることが多いですが、生で試合を見るときは、ぜひコートに対して、タテ(エンドライン)から見てほしいです。選手の動きや、ボールの”ぶれ”も見えるので、また違った側面が見られて楽しいと思いますよ」

プレーの中では、特にサーブに注目

「サーブは、細かい作戦の上で打っています。例えば相手のアタッカーを一枚減らすように、アタッカーの前にボールを落として膝をつかせ、攻撃に参加するのを遅らせるなど。そういうのが見えてくると、より楽しいかもしれません」