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【CATCH THE ATHLETE】明治大学 卓球部 主将 森薗 政崇

2017/09/08 12:28


高い集中力と驚異のスピードで
闘志をあらわに攻める、熱き戦士

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6月にドイツで開催された世界選手権 男子ダブルスで48年ぶりの銀メダルを獲得。中でも準決勝は、多くの人の心に残る名勝負だった。「準決勝で戦った韓国のペアとは過去2度対戦し、どちらもリードしながら負けていたんです。そこで今回は気持ちをリセットして、新たに対策し直して臨みました」。大島選手とは2014年からペアを組んでいる。「僕の持ち味は速さ。大島さんはフィジカルが強く、どんな球も強く打ち返せる選手。互いの強みを引き出し、好循環を生み出せていると思います」。7月現在、二人はダブルスの世界ランキング1位だ。 試合では眼光鋭く、目もくらむようなスピードで相手を圧倒。高い集中力で無駄打ちはせず、一球たりとも疎かにしない。試合前にはいくつかルーティンがあり、その一つが音楽を聴くこと。「ピットブルの、すごくアップテンポな曲をいつも聴いています。洋楽なので音楽だけがすっと入って、気分が高まるんです」。

今の目標は?「オフシーズンのない競技なのであまり目標は決めず、大小つけず全ての試合に平常心で臨みたいと思っています。強いて言えば毎試合ベストパフォーマンスができるよう、日頃の準備を怠らないこと。オリンピックは僕の卓球人生の目標ですが、今、日本は選手層が厚いので、まずは国内の競争に勝ち抜かないと。自分ではまだ力が足りない実感があるので、選考が決まるまで、できることは全てやりたいと思います」。

各国での大会に出場しながら、授業にも出ていると聞き、驚いた。「監督にも文武両道を教えていただいているので。秋季リーグは学生として最後の団体戦。4年間お世話になった児玉総監督、髙山監督、仲間に結果で恩返しをしたいので、最高の形で締めくくりたいですね」。偉業を達成しながらも謙虚で、自分を見失わない強さを感じた。3年後の東京での活躍も期待したい。

PROFILE
もりぞの まさたか
東京都出身。明治大学では、1年生から全日本総合学生選手権を連覇。全日本卓球選手権大会 男子ダブルス優勝2回、第28回ユニバーシアード競技大会・男子シングルス優勝、2017世界卓球選手権ドイツ大会 男子ダブルス準優勝

今後のスケジュール <活躍をチェック!>
第29回ユニバーシアード競技大会
卓球競技 8/22(火)~29(火)
関東学生秋季リーグ戦
9/7(木)・8(金)港区スポーツセンター
9/15(金)~17(日)所沢市民体育館

明治大学体育会卓球部
ホームページ
http://www.meiji-tt.net/

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至近距離で、スピードと迫力を体感

「卓球は至近距離で試合を見られる競技。球がコースを突きながら、回転しながら全方向に飛び交い、速いピッチで展開するスピード感を楽しんでください。男子の場合は、全力で打ち合うときの迫力も感じてもらえるとうれしいです」

選手の表情や仕草が見える面白さも

「選手はいろいろなタイプがいて、みんなキャラが濃いです(笑)。それがプレーにも現れていて。例えば僕は感情を全面に出すタイプですが、高校大学の先輩の丹羽さんはクール。表情や声、息づかい、仕草なども見ると面白いと思います」